親父の小言とかいう糞ポエム

 

居酒屋の便所によくあるよね、これ

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 この前行った居酒屋にもあった。

 

"親父の小言と冷酒は後で効く" だって。

 

うるせぇわ

 

小便してるときこれを何の気なしに読んでたら出るときにはもうイライライライラ。

本当に心から黙れよと思った

 

お酒飲んで気分がいい時に親父の小言なんか浴びせられたら当たり前に気が冷める。

いったらディズニーランドの便所に日経新聞の切り抜きが貼ってあるようなもん。夢の国なのに。冷める。

 

これを居酒屋の便所に貼っておくメリットってなんだろう。これ見て身を正してほしいの?余計なお世話だわ

そもそも"後で効く"って文句が嫌。

後で効くと言われてしまうと、小言を見て「うるせぇ」とその時思った自分はやきもきするしかない。

 

「と、思うじゃん?」

「ほらね?」

 

どこからか、今にもそんな声が聞こえてくる。

 (おしまい)

 

 

中指

 

右手の中指が荒れている。

もちろん指なので、反抗してくるとか言うことを聞かないなんて話ではない。壁に穴を開けたりもしない。

ただ中指の肌が荒れている。

ピンポイントで右手の中指だけとても荒れている。

アルバイトでグラスや食器を手洗いする都合上、これが治りかけからまた元どおりというサイクルを繰り返している。

見た目的にはゴジラの背中みたいな時期を経て今はファンタスティック・フォーのアイツみたいなカンジ。(画像はイメージ)

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にしても中指ってのが縁起悪いというか物騒である。

内なるファックエモーションが中指から溢れ出ているのだろうか。

さらなるファック指への進化段階なのだろうか。

もしかして俺の中指はゴジラなのだろうか?

というかファック指ってなんだ。

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ゴジラならゴジラで早く進化してほしいし、そうでないなら治ってほしい。それだけ。

これではお嫁に行くのが少しはばかられる。そんな最近の話でした。

 

 

映画という時間を賭けた博打

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みなさんは口コミというものを参考にしますか?私は比較的参考にします。その口コミの規模が大きくなればなるほど、参考の度合いは強くなります。当たり前ですが。

故に去年は話題になった、"シン・ゴジラ"、"君の名は"、"湯を沸かすほど熱い愛"などを劇場で拝見しました。(強いて言うならズートピアを拾えてない)

 

そして先日も、例のように新年1発目の映画を見てきました。

作品は"この世界の片隅に"という戦争がテーマの長編アニメーション。

この作品も何かと大きな話題のもの。日本映画最高額のクラウドファンディングを成功させたり、口コミが口コミを呼び小規模の上映から全国上映へ拡大されたりなどなど。著名人も軒並み絶賛しています。

 

能年ちゃんが主演声優だし暇なときにでも見るかと前から思っていたのですがタイミング的に年を越してからの鑑賞になりました。

 

言うほどそんなに面白くなかったです。

 

ここまでは前置き。

いろいろ作品を挙げましたがそれらのレビューなんてハナからするつもりはありません。

僕がこれからしたい話は、この作品を見て改めて感じた"映画"についてのことです。

 

まず、

・映画って長くね

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映画の上映時間は基本90分から120分くらいが相場でしょうか。テレビと違って途中にCMなどは当たり前に入ってきませんので、ガッツリ2時間近く座りっぱなしといった感じ。

長ぇ。

サッカーでも45分見てハーフタイム挟んで45分の90分。ぶっ通しではやらない。何でかっていうと選手以上にファンが90分ぶっ通しで応援するのはキツイから。カビラがそう言ってた。

野球だってファンがずっと応援するのは大変だから攻撃と守備で応援代わりばんこしてるし、ボクシングだって応援が大変だから3分戦って1分休憩のスパンになってる。

マラソンに至っては長丁場だからそもそも応援をしない。選手が目の前通ったら誰彼構わず頑張れ!って声かけるだけ。テレビに映りたいだけ。(そんなことはない)

 

おっとっと、話が脱線した。

とにかく映画は長ぇって話なんですが、まぁ作品によってはあっという間、ということもあるわけで。

でもそれは映画を見てみないとわからない。

映画を見てからじゃないとそれがあっという間で面白かったのか、微妙で長く感じたのかはわからないのです。

 

そこが今回私が大きな声で訴えたい、映画のジレンマ。

 

・映画は賭け

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映画というのは、その作品に2時間近い時間を費やし最後まで見て初めて、良し悪しが判断ができるというなんとも時間をかけることにおいて博打的なものであると感じます。

 

映画を見る習慣がないと言われてしまえばそれまでなのかもしれませんが、見た後の損得の話ではなく、見るに至るまでのプロセスにジレンマを感じてしまうのです。

そしてそのジレンマをできるだけ解消に近づけるため私たちが使える道具が、他者の評価やレビューたちです。

 

・映画レビューのムズさ

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映画のレビューというのは非常にリスキーです。

直接的なネタバレではなくてもその映画を見る前段階としては知ってしまうと少し損な気がする情報がさらっと記されていたり、個人の所見があたかも正解かのように述べられていたり、絶賛されていたりこき下ろされていたり、魑魅魍魎もいいところ。リテラシーもクソもない。わからん。無理。ムズすぎ。

 

・口コミという闇 

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じゃあ口コミはどうだ。こいつらもムリ。わからん。闇。闇オブ闇。映画の評価という点では全くつかめない。なぜなら口コミというのは広がるにつれてバカにも広がっていく。バカは右にならいその口コミをそのまま謎の拡散力で広げていく。ゆえにボヤける。核が見えなくなる。

そして私は口コミに振り回され続ける。

 

まぁ去年は材料が結果過去の記録を塗り替えるレベルの代物たちであったため口コミがボヤけていても作品がしっかりしていたので被害者は少なかっただろうけど。

 

・口コミに裏切られたときの気持ち

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みなさんもあるでしょう。見終わった後、「あれ?」みたいな経験。

「まぁまぁまぁ、こっからなんでしょ?」ときて、

「ん、もしかして?」

「あ、終わった。」

 

見てる途中ずっと心配しかしてない。

不発に終わる湿気ったロケット花火を最後まで見てる気分。

振り返ると2時間近くを浪費しているし、ポップコーンやジュースなども買ってるからチケットと合わせて2000円ぐらい軽く飛んでる。

 

そしてそこから自分が乗った波が大したことなかったことへの恥ずかしさ、ふがいなさ、そして苛立ちが、混ざりに混ざり複雑な感情が生じる。

"丘"映画サーファーはいつだってこんなカンジ。

私はこの感情に名前を付けた。

 

いや付けていない。(思いつかなかった)

 

・ご覧のように

当方、映画を見ることにあまり価値を見出していない。もちろん面白い映画は好き。サマーウォーズはもう50回以上見たし。(本当)

けれど自分にとって面白い映画を探す努力は難しい。レンタルにいたってはまた別の話。

 

・"近年の草食系男子の恋愛観のそれ"

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このエントリーにオチを用意すると、これまで長々と講釈垂れてきたことは、"近年の草食系男子の恋愛観のそれ"に非常に似ている。

つまりそういうことなのかも知れない。

説明をすると自傷行為にしかならないので多くは語らない。俺の背中を見ろ。

 

 

なんだか予期せぬ最後なってしまい自分でもビックリしているが、きりの良いここら辺でお終いにしたいと思います。

 

では、映画に乾杯。

 

 

 

 

新年初怒り2017

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新年早々、私は怒っている。

いいや、怒りを通り越してヒカキンの動画を笑顔で閲覧している。チャンネル登録もした。

感情が壊れた。

街行く老人たちの喉元にお雑煮をぶち込み、お年玉をもらってはしゃぐ小童たちの財布を狩り尽くす。

道徳心すら失くした。

 

なぜ私がそうなってしまったか。

それは新年を迎えたばかりの夜のお話。

題して、

仁義なきおみくじ〜浅草死闘編〜

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(ぱー↑ぱららららー↓)

間違えたこれ寅さんのやつだ

(ぱららー↑ぱららー↓)

 

はい。

私事ですが今年は茨城の実家に帰省していません。

年越しといえばいつも実家でリビングにテレビを2台用意し、紅白とガキ使を同時に流しながら親戚たちと豪華な食事を囲むなどしていました。

しかし今年は茨城の実家に帰省していません。

茨城の実家に帰省していないのです!(知るか)

 

そんな私の今年の大晦日と言えば、汚い部屋でひとり紅白を見ながらTwitterに糞のような所見ツイートを垂れ流しておりました。でも全然辛くありませんでした。逆に今までの多幸感はかりそめであったとすら思えました。テクノロジーの発達と紅白歌合戦に感謝です。

 

しかーし、まだひとりで年を越せるほどタフではないあたし。

年越しのタイミングを目指して友人と浅草に向いました。

まぁ結局間に合わず電車で年を越したのですが、そこは今回大事ではない。

事態はその後の浅草寺でおみくじを引いたときに巻き起こります。

 

別に大して信用するわけでもないしネタの一つにでもなればと軽い気持ちで引いたおみくじ。

で、結果がこれf:id:takumi012882:20170103033855j:image

 

舐めるなよ浅草寺のクソバカ小坊主どもが

 

なんだこの人を小馬鹿にし腐ったおみくじは。仮にも100円払っていただいたお客様だぞ。その相手にだ、天下の浅草寺が何をこんな悪逆無道なことを言えようか。

見てみなさい、一つも救いがない。

なんだあれか?

秋元康から「おみくじん中に一個くらいボロクソのやつあった方が面白くない?」とでも言われたのか?

きゃりーぱみゅぱみゅが「ボロクソに書いてあるおみくじ超カワイイ!」とかツイートしてたのか?

星野源がラジオで「この前おみくじ引いたらボロクソな内容で笑っちゃいましたよ」なんてネタ話にしてたってか?

 

ボケが。

 

けれど無能で煩悩だらけのクソ小坊主たち。あながちありえない話ではない。

そもそも小坊主たちがおみくじを考えてるかどうかなんてのも知ったこっちゃないが、あいつらはしっかり毎日オナニーするしたまに万引きもする。そういう奴らだ。

 

・そもそもおみくじに凶は必要か?

 

大きな声で疑問を呈してみたはいいものの、やはり凶は必要だと考える。凶がなきゃ引いてもつまんないしね。

しかし、凶にしても救いが一切ないのはよくない。

ただのイジメじゃん。

つらいよぼく。

 

ここで改めてさっきのクジから抜粋。

願望:叶いにくいでしょう

病気:危ないでしょう

失物:出にくいでしょう

待ち人:現れないでしょう

新築/引越:見合わせましょう

結婚/付き合い:悪い結果になるでしょう

 

ぼく自殺しちゃうぞ。

遺書なんて書く気力のこってないよママ。

本当に救いがない。本当にこれは良くない。

 

かわいそうにぼくちゃん…。

何とかしてあげられないかしら。

ということでママが今回の結果に少し救いを足してみました。

願望:叶いにくい…カモ?

病気:危ない…カモ?

失物:出にくい…カモ?

待ち人:現れない…カモ?

新築/引越:見合わせた方がいい…カモ?

結婚/付き合い:悪い結果になる…カモ?

 

あー疲れた。力技を使いすぎると疲れるわ。

どう?

少しは救いが足された気がしない?

説得力こそ大いに削がれちゃってるけどそれは愛嬌ね。(しょうもない雑魚占いコーナー感がすごい)

 

ありがとう!ママ!救われたよ!これで今年も頑張れる!

 

 

じゃねぇんだよ。

締まってねぇからな。許さねぇからな。俺はお前らのおみくじの十字架背負って今年生きていくからな。今に見ていろ、俺はしっかり幸せになって浅草寺に殴りこんでやる。ない頭振り絞って辞世の一句でも考えてるんだな、クソ小坊主らめ。

 

以上、新年初怒りブログでした。

 

 

 

2016年の個人的ベストトラック

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みなさんあけましておめでとうございます。

投稿を忘れていて年を越してしまいました。

まぁそんなことはこの際気にせずに。

 

前回投稿した2016年の個人的ベストアルバム5選に続き、

今回は2016年によく聴いた曲たち、いわば2016年の個人的ベストトラックをあげていきたいと思います。

 

ではまず1曲目。

・majority blues/チャットモンチー

1発目から大本命のこの曲。もともとなんかの専門学校のCM曲でサビだけは結構認知度は高いと思う。まぁそんなことはどうでもよくていはやはこれは超名曲。この曲はイントロとアウトロにすべてが詰まってる。タイミングがタイミングだったら号泣すると思う(オトナ帝国見たあととか)

 

2曲目。

琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり

ラップが流行った今年。安易にその要素を取り入れられないタイミングでリリースされたこの曲ですがそんな不安もなんのその。実験的な音楽はもともとくるりの得意分野。

本職ほど高度な韻こそ踏んでないけれど歌詞は岸田繁の世界観そのもの。深いこと言ってそうだけど正直考えるのが面倒なくらいしっちゃかめっちゃか。けどわけが分からないわけでもない。不思議な感覚。とりあえず何回も聴きました。

 

3曲目はこれ。

・CALL/スカート

 この曲を初めて聴いた時、イントロで本当に鳥肌がたった。そのフレーズが曲を通して軸になっていて、そこにスピッツばりの心地いいメロディがのっかってる。

百合っぽいMVのストーリーもグッド。

スカートの曲は脱力感が非常にいい。

けどそれがライブになるとボーカルが巨漢であるがゆえに見た目的にもパフォーマンス的にも暑苦しくなるから惜しいところ。(それがまたいい、とはならない)

 

4曲目。

・二束三文/さよならポエジー

この曲は歌詞が好きで。共感しまくれるわけです。

でもそれなりの才能で 俺は俺を救ってやろう

このメインフレーズがすごくいい。それでいてタイトルが"二束三文"ってのがシビれるね。

それとボーカルの顔が四畳半の小津に非常に似ている。それもシビれる。

ハヌマーンとか好きな人にこのバンドはオススメ。(ハヌマーン好きじゃないせいでアルバム聴いてもピンとこなかったぼく)

 

こっからはアイドル。(筆圧強め)

 

・うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ/わーすた

タイトルがなげぇ。みなおかスペシャルのサブタイトルかよ。

そんなタイトルからも察しがつくように、ラプソディー的な構成となっているこの曲。

聴いてまず頭に浮かんだのはでんぱ組.incの"でんでんぱっしょん"。あれを聴いた時と同じ心のゾワゾワというかこのグループくるなみたいなそんな感じがした。

こんな曲出されちゃ他の地下アイドルなんて太刀打ちできないじゃんね。唯一無二だと思います。てかアイドルより中の人の方が人気になりそう。

 

・裸足でsummer/乃木坂46

 個人的には今年の曲の中でベストofベストはこの曲。最高にいい。齋藤飛鳥ちゃんの初センター曲になるこちらは、夏ソングの位置付けなのに夏の終わりを思わせる切なさがたまらない。本人のイメージがそうさせた、センター曲のとても良い例だと思います。

 

・きっかけ/乃木坂46

さっきの裸足でsummerを除けば、最近の乃木坂の楽曲は屁づまらない合唱曲みたいなのが多い。たまにならいいんだけど年に何発も打たれちゃそりゃ飽きちゃう。

でもそのなかでも良い意味で一線を画すのがこの曲。

あのミスチルの桜井さんもライブでカバーしたとか。

無責任に背中を押しがちなアイドルソングですが、これは違う印象を持ちました。

 

交差点の途中で
不安になる
あの信号 いつまで
青い色なんだろう?

 

ふいに点滅し始め
急かすのかな
いつの間にか 少し
早歩きになってた

 

自分の意思
関係ないように
誰も彼もみんな
一斉に走り出す
何に追われ焦るのか?と笑う
客観的に見てる私が
嫌いだ

 

決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと
抵抗しながら
生きるとは選択肢
たった一つを
選ぶこと

 

・まっすぐ/私立恵比寿中学

 さっきの"きっかけ"と同じ杉山勝彦が作曲を手がけるこの曲。この人は乃木坂に数々の名曲を提供していることでも有名。(制服のマネキンとか君の名は希望とか)

発表当時、エビ中のファンからも乃木坂みたいだとの声が多く上がってたようだけど、個人的には全体を通してFIELD OF VIEWというか織田哲郎感をとても強く感じました。だからめっちゃ好き。乃木坂じゃ出せない力強さはやっぱりエビ中ならでは。そこら辺もわかってらっしゃる。

ちなみにエビ中にデビューシングルの"仮契約のシンデレラ"を提供したのも杉山勝彦。振り幅がすごい。中島美嘉の"一番綺麗な私を"を作ったのも彼。作詞作曲。天才かよ。

 

サイレントマジョリティ/欅坂46

・世界には愛しかない/欅坂46

・2人セゾン/欅坂46

さっきも言ったように最近の乃木坂は屁づまらない曲が多い。そんな時に穴を埋めてくれたのがこの欅坂46。今年リリースされた3枚のシングルはどれも手の込んだ名曲。

1stのサイレントマジョリティはレベルの高い楽曲で欅坂のコンセプトを大きく示したと同時にいまの社会性が相まって大ヒット。

2ndはポエトリーリーディングという新しい挑戦と1stから一貫した世界観に愛というテーマをプラスして、また強く欅坂のコンセプトを印象付けた。

そして一番好きな3rd。一見王道ラブソングかと思われがちですが、これは活動スタートから1年がたった彼女たちの内面の変化を抽象的な歌詞に落とし込むことで、ラブソングという側面と欅坂46のこれまでとこれからという複数の側面を孕んだ深みのある曲になっていると感じました。すご〜く良い。

なんか我ながら気持ち悪いな。

ファンとしては、センター平手ちゃんの進化がとてつもなく早い。加入当初はアグモンだったのに今やウォーグレイモンぐらいになってる。(デジモンよく知らない)

とりあえず僕の推しは小池美波ちゃんです。

 

 

いかがだったでしょうか。

また長々と2016年を振り返りましたがこれで最後です。

疲れたけど楽しかった。

来年もやります。

ではお付き合いありがとうございました。

バイバイ梅毒。

 

 

2016年の個人的ベストバラエティ賞 part.2


皆さまお待たせいたしました。
前回は趣旨とノミネート作品の発表のみで終わってしまいました2016年個人的ベストバラエティ賞の続きを今回は投稿させていただきます。

前回のエントリーはこちら

ではさっそく、受賞作品を発表していきたいと思います!

 

 


始めは、爆笑部門最優秀作品賞の発表です。

『爆笑部門最優秀作品賞』は、
TV東京:ゴッドタン「因縁激突 藤本vs吉村の大声クイズ」です!(1月16日放送回)

↓リンクを押せば動画サイトに飛びます

クイズの司会者に最も大きい声を出させた人が優勝となるゴッドタンの人気企画、大声クイズ。

14回目のこの日の司会者はFUJIWARAフジモン。パネラーにはレギュラー陣に加え過去にフジモンに激怒された経験のあるノブコブ吉村が。その因縁から開始早々2人はバチバチで次第にデットヒートしていきます。そして気付けば最後まで駆け抜けて番組は終了、といった流れです。
これはもう見てもらうしかないです。説明じゃ1割も伝わらないと思う。とにかく最初から最後まで爆笑できます。
やっぱりゴッドタンのレギュラー陣は意地悪で下世話。あんな大人になりたい。

続きまして幸福部門最優秀作品賞の発表です。
『幸福部門最優秀作品賞』は、
テレビ朝日:夜の巷を徘徊する「マツコ、大東京を絶景飛行」です!(2月19日放送回)

↓リンクを押せば動画サイトに飛びます

この番組はマツコデラックスが深夜の東京をうろつきお店や街の人と交流する、といういわば旅番組です。しかしBGMなどはなく、テロップも最小限というディープな仕上がりになっています。

この日はマツコがヘリコプタークルージングで東京の上空を飛行し、夜景を眺めながら興奮気味にああだこうだ話をするという回でした。もちろん画面越しでも上空から眺める東京の夜景はとても美しかったのですが、それよりも夜景に対してマツコが発する言葉のひとつひとつに感動と共感をしました。
「こんなに人が住んでる」、「みんな頑張って必死に生きてる」などなどありふれた言葉ですがそりゃあもう胸にグサグサきました。クルージングが終わろうとしているときの「明日からまた普通の日常よ」というのもマツコらしくそして共感ができるものでした。
将来ヘリコプタークルージングは是非やりたいと強く思うきっかけとなった番組です。

続いては、ミックス部門最優秀作品賞の発表です。
『ミックス部門最優秀作品賞』は、
フジテレビ:正月特番「アイドルNEWYEARサミット」です!(1月1日放送)

↓リンクを押せば動画サイトに飛びます

こちらはロンブー淳と総計30組80名超のアイドル達とが本音を激白する!という触れ込みのもと、年越し直後から3時間半もの間生放送で行われた番組です。初の企画だったのであんまり期待せず冷やかし程度に見たら結局おもしろくて朝まで眠れなかったのを覚えています。
トークテーマはざっくりこんな感じ。
・アイドルと彼氏
・アイドルとお金
・アイドルと節約
・アイドルが絶対やってはいけないこと
・アイドルに必要なこと
どれもこれも集まっているアイドルが最大手ではないが故に「え、それ言っていいの?」みたいなことも多々あり、非常に興味深かったです。
番組を通して個人的に感じたこととしては、こいつら全員バカだなと。放送当時いろいろツイートしたのを覚えてます。




我ながらひでぇな。ついでに紅白放送中のツイートも遡ってみました。









我ながらひでぇ(2回目)。1年の終わりのタイミングだぞバチ当たるわ。
でも去年の僕がとっても楽しそうで、今年の紅白もワクワクしてきました。頑張るぞ!(なにをだ)

さてさて改めまして、続いては特別作品賞の発表です。
こちらの賞は、放送回全体ではなく番組内の面白かったいちコーナーを表彰するものとなっています。
『特別作品賞』は、
TBSテレビ:水曜日のダウンタウン「芸能人の身内、気をつけないと悪いモノマネ芸人にオレオレ詐欺で騙される説」内の「松尾明美に未来の自分からオレオレ電話」です!

↓リンクを押せば動画サイトに飛びます。

モノマネ芸人がいつもモノマネしているタレントの親族などにオレオレ詐欺の電話をする、という企画の延長線上でスタッフの悪ノリが発動。松野明美なら「未来の自分から電話がかかってくる」というありえない設定でもたぶん信じるだろうと趣旨を変更、そして大成功。そのプロローグはこちら

"2029年の近未来
人工知能ロボットが反乱を起こし、
人類は滅亡の危機に瀕していた
そこで13年後総理大臣となった松野明美が指導者となりロボット軍と対決
ロボット軍は、松野を殺しその抵抗を未然に防ぐため
未来から現代へ、人間の姿をしたロボットを送り込んだ
その危険を未来の松野が自分自身に伝えるため電話をかけた"

これ全部信じてました。すごい。そんでネタバラしをしてないそう。すごい。ちびっ子にするドッキリみたいだ。いろいろ心配になります。
ここまで松野明美が松野明美らしさ全開の映像はなかなかないと思いますので笑いたい人または松野明美フリークの人は是非一見ください。

発表は残り2つ。
続いては最優秀芸人賞です。
『最優秀芸人賞』は、
ハリウッドザコシショウ

昨年のR-1ぐらんぷりを優勝してからというものバラエティ番組に引っ張りだこのザコシショウ。中学生のころ毎週楽しみにしていた「あらびき団」の大将ともいうべき存在だった彼が、当時と芸風が1つも変わらないまま今ゴールデンで爆笑をかっさらっているのを見ると時代が追いついたとはこのことかと感慨深くなります。

そしてそんなハリウッドザコシショウを輩出したあらびき団がなんと12月の28日に地上波復活。これは見るしかありません。かれこれ5年ぶりになりますので楽しみで仕方ないです。

 

それでは最後になります。

『最優秀番組賞』は、

テレビ東京:NEO決戦バラエティ キングちゃん

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今年の7月から放送がスタートしたこの番組。千鳥の在京キー局初MC番組とあって期待度はとても大きなものでしたが、それを超える面白さで回を重ねるごとに業界内でも話題になっていったとか。

では今回は、キングちゃんの個人的厳選3企画を紹介したいと思います。

まず1つ目は9月20日放送回「ノブ嘆かせ王」

 

偽のロケでノブを嘆かせるためにゲストがやりたい放題やる、というシンプルな企画。

やりたい放題の具合が突き抜けていて最高に面白いです。年始にこの企画で特番をやるそうなので必見!

 

そして2つ目は10月4日放送回「作り話で相手を泣かせろ!第2回もらい泣きさせ王」

作り話でターゲットのアイドルを泣かせたら優勝というこの企画。ノブが実はモンゴルの王子でモンゴルに帰らなければいけない、という作り話から泣かそうとする流れはバカバカし過ぎたし、そこから生まれたジャン・グレン・ノブドルジというノブの架空のモンゴルネームは今年で一番のノブ語録でした。シソンヌも得意の演技で無理難題をこなしていて見ごたえがあります。

最後は11月29日放送「ささやいて面白くしろ!第3回エキストラプロデュース王」

ノブとアイドルのロケに番組が用意したエキストラを配置し、そのエキストラを裏からゲストが操る、というこの企画。企画自体は3回目なのですが、今回は操るエキストラのキャラが濃い&操縦性が高いということでこれまでより格段に面白くなっています。それと余談ですが11月のマンスリーゲストが馬場ふみかちゃんだったのが個人的に最高でした。レギュラーになってください。

 

と、ここまで紹介したキングちゃんですが、実はもう先日番組が終了してしまいました。というのももとは短期の枠だったらしく、その中でも好評のため延長をした上での放送終了。放送終了後早々に新年スペシャルが予定されていることからも、おそらくまた近いうちにレギュラー化するので、気長に待ちたいと思います。

 

 

さて、ここまで長い間お付き合いいただいた2016年ベストバラエティ賞の発表はこれにて終了です!

今回紹介した番組はどれも面白いと人に自信を持ってオススメできるものです。是非お時間ある時に改めて動画などを見てみてください。損はさせません。

 

おそらく来年も今年のように面白かった番組はメモに残すと思うのでよかったら次もお付き合いください。(ブログ続けてるかわからんけど)

ではではお疲れ様でした。

欅坂46の初ワンマンライブを見た

今回はアイドルに関するエントリーです。

多少専門的にはなりますが多少ですので安心を。

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タイトルの通り、僕は12月25日のクリスマス、有明コロシアムで行われた欅坂46の初ワンマンライブに参加しました。

この有明コロシアムという会場でライブを見るのは実は3回目で、1回目は乃木坂46のアンダーメンバーによるクリスマスライブ。2回目はその翌日の乃木坂46全メンバーによるクリスマスライブでした。2日連続のライブ参加は別に平気だったのですが、なにより有明というダルい場所に連日向かうことが面倒だったのを強く覚えています。(あそこらへんは電車賃も無駄に高い)

 

お分かりの通り僕はもとより乃木坂46が好きです。

 

好きと言っても握手会には行きませんし、グッズも買わない。CDも定価では買わずメルカリなんかで格安で手に入れます。けれどライブには比較的足を運び、毎度ペンライトなどは持たず声援も発しない、いわば地蔵という鑑賞の仕方をしています。(一部からは嫌われてるらしい)

ここらへんに関しては少し持論がありますが今は関係ないのでまた記事にでもしたいと思います。

 

そんな僕が乃木坂46の延長線上で姉妹グループ欅坂46もついでにチェックするというのは多くのファンと同じく自然な流れでした。「乃木坂工事中」が終わればそのまま同じチャンネルで続けて「欅って書けない?」が始まるし、NOGIBINGO!のクールが終わればKEYABINGO!がスタートするという徹底っぷり。そりゃそうなる。

けれど個人的に欅に関しては乃木坂ほど熱中というか肩入れをすることはなく、ただ姉妹グループをチェックするぐらいの感じでした。

 

しかしそれは、今回のライブで大きく覆されることとなります。

 

僕の中で乃木坂46欅坂46とでは大きな違いがひとつあります。

それは、

"結成当初からその動向を追っていたかどうか"

ということ。

乃木坂に関してはグループを発足当初からチェックしていたというわけではありません。しっかり注目し始めたのは結成2周年を迎える前くらいの段階。

しかし欅坂に関しては姉妹グループということもあり、発足前のネットのザワつきレベルからチェックをしておりそこからメンバーの決定、冠番組のスタート、1stシングル発売、初のステージなどなどあらゆるターニングポイントを生で体験していました。

 

そして今回そんなこれまでのあれこれがライブ中思い出され、欅坂46への愛は爆発したのです。

 

あんなに未熟だった彼女たちが、あんなに普通だった彼女たちが、あんなに右も左もわからなかった彼女たちが、こんなにも堂々と目の前で素晴らしいライブをしている。

常に大きな期待とそれに伴う実績を求められながら、結成からわずか一年あまりでここまで世間を賑わし、人々を魅了している。

 

気分はメジャーで三船リトルの監督が横浜リトルと互角に戦う選手たちを見てる時のそれと全く同じ。(通じるのかこのネタは)

非常に感慨深くなりました。

 

途中のVTRや最後の締めのMCなどでは、彼女たちそれぞれのこれまでの苦悩や葛藤がピックアップされ、メンバー号泣、僕もらい泣き。(実際はしてない)

それはそれはこれまで大変な重圧だったでしょう。なぜなら1年ちょっと前までは普通の女の子だったんだから。

 

やっぱりアイドルというものは成長していく過程に美学があると思います。個人的に言わせてもらえば、成長しきったアイドルというのはアーティストとなんら変わらない。その成長しきったというのが何を指すのかは一概に言えないけれど、登り詰めた感、というのはアイドルグループにとってひとつの終わりであると思う。

だからこそその刹那的で儚い魅力に美学があるんです。

 

気取ったことを言いましたが、

要は欅坂46はクソかっこよくてクソ愛おしい、追いかけるなら今!という最強のアイドルグループだということ。

 

1年目で紅白も出ちゃうんだもん。すげぇ。

乃木坂でも4年かかったのに。

確かにサイレントマジョリティの衝撃はすごかった。

二人セゾンも素晴らしい。

平手ちゃんが紅白で踊るの想像したら震えてきますね。

すごく楽しみ。

早くみたいな。

ではじゃあ今回はこの辺でおしまい。