マリオのコスプレ、キキのコスプレ

 

毎年毎年よくやるわなと思うが一度も当事者にはなることなくツイッターで賑わいを確認する程度の距離感、ハロウィン。

でもそんな距離感と言えどもあちらから無差別に降りかかってくるのが勢いのあるイベントというもので、私のもとにも賑わいの余波はガンガンにやってくる。

ところで、なぜハロウィンにおいていまだにマリオや魔女宅のキキのような安易すぎるチョイスをする人間がいるのだろうか。しかもこのチョイス、安易なだけではなく仮装とは名ばかりのただ出来合いの衣装を着るだけ、という何の工夫すらもない代物である。

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いわばそのマリオとキキのコスプレはハロウィンに参加する最低限のドレスコード的初心者装備であるわけだが、果たしてそんな初心者装備でハロウィンというイベントを楽しむことはできるのだろうか。

 

結論は、できる。大いにできる。

なぜならそれは、バカだから。

彼らがバカでミーハーで能天気な図々しい奴らだからである。

それ故に彼らは周りがある程度のドレスコードを満たした上で楽しんでいるハロウィンでも平気の厚顔無恥をひっさげてマリオで動き回ることができるし、最後はトイレでコスチュームを数秒でしまい平然と私服で帰路につく。化粧なんてもちろん落とす必要はない。まるで任務遂行後のアサシンのような鮮やかさ。

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このハロウィンに対する何の工夫や試行錯誤も感じさせないタダ乗り便乗野郎のクソさ、世の中にはこんな奴がごまんといる。

例えるならシーズン終盤にだけユニフォームを着てカープ女子を自称する奴らだったり、サッカーの代表戦だけを見て涙を流す奴らが同じ類のクソである。

そんなクソたちの人生を思うと災難で仕方がなく感じるが、ムカつくことに当人たちは非常に楽しそうに生きていやがる。

ならもう言うことはない。

クソはクソなりに、クソとつるんでクソして寝て、クソなりの幸せをクソなりに過ごしてください。

 

以上、とか偉そうに言ってる自分が一番クソ、って話でした。