ツバをつけるブログ part.1

 

どうもこんばんちは。

紛うことなき、完全な、みうらじゅんです。

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今回は"まだ世間に広まってないけどこれから流行りそうなあれそれに唾をつける"、というテイのオススメ紹介自慰ブログ、記念すべき第1弾、音楽。

インスタのストーリーにおいてちょちょっと適当に"これ知ってる自慢"が蔓延する現代、そんな秩序のない現代にドロップキックをするというミスチル的な意味合いも含めた今回は、海外2組日本2組からの計4組をラインナップ。

よかったら見てってやってください。

うちの和寿も喜びます。(桜井)

 

あ、ちなみにあまり音楽の話はしてません

 

ではさっそく1組目。

・Superorganism

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日本人のoronoがボーカルを務める多国籍バンド、 Superorganism。初っ端ではあるけれど彼らはもうすでに日本でも少し話題になっている。

それはなぜか?というと、奇しくもある種卑猥なバンド名が日本男児のエロ動画検索ワードと合致してしまっているからだ。

例えるなら 「japanese amateur teen "super organism"」など。いや、などではない。本当に私は何を言っているのだろうか。

…ということでその影響もあってかなくってかなんと今年はフジロックのレッドマーキュリーにもすでに出演が決まっている彼ら。(本当はフランクオーシャンとかヴァンパイヤウィークエンドのボーカルがプッシュして話題になったそう)

とりあえずMVを。

 

確かこんな世界観のアニメがカートゥンネットワークにあった気がする。こういう映像をバックに女の子がベラベラしゃべるみたいなやつ。だからなんだってんですけどとりあえずそんなかんじで超アメリカっぽいっすよね。最高にイカしてる。特にOronoの鼻にかかった気だるいボーカルも、型にはまらない遊び心満載なシンセトラックも、アートワークからメンバー構成から全部がクールでポップ。ライブではコーラスのRuby、Soul、B達がこれまたかわいい衣装で振り付けだったりタンバリンなんかをちゃんちゃかやっていてさながらチェッカーズ、どうか喧嘩別れはしないでと言った感じ。

恐らくでっかくバズったりはしないジャンルの音楽ではありますが、確実にこれから有名になっていくグループ、皆さんも早めにチェックして"1stから知ってた"と自慢できるようにしておきましょう。

 

続いて2組目。

・Cabbage

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このバンドはまだ日本では知名度があまりないのではないでしょうか。2015年結成、マンチェスターの5人組ポストパンクバンドCabbageです。英語だとこれはキャベッジ、と読むのですがつまりは野菜のキャベツのことを指しています。ふざけた名前ですね。"ゆず"みたいなことなんでしょうか?

ひとまずクリップを。

このポストパンクともガレージロックとも形容できるギターロック。

どうやら彼らは先ほどのSuperorganismも今年選ばれた英BBCネクストヒットに昨年選出されていたようで、デビューアルバムも今年に入ってリリースしたばかり。

しかし、いざデビューアルバムを聞いてみると先ほどのMV曲とは異なりブリバリのポストパンクなんですねこれが。

ちなみにこんな感じ

安易ですがマンチェスター出身なだけあってJOY DIVISIONよろしくなポストパンクですね。あんまりJOY DIVISION知らないけど。さらにアホな感想としてはP-MODELに似てる。あの美術館の曲ね。(https://youtu.be/d6lyxXJtWDE)

ぶっちゃけ最初のMVの衝撃が強かったので彼らにはガレージ寄りの楽曲も作って欲しいと思うところですがそれを抜きにしてもめちゃくちゃカッコいいこのバンド、ビジュアルもハンサムですしhostessあたりで来日してくれるのでは。

 

つーことで今度は日本から。

・Mississippi Kharki Hair

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関西を拠点に活動する5人組ロックバンド、MississippiKharkiHair(以降MKH)。このバンドは正式なMVなどもなく謎に包まれた存在なんですが、ひとつだけ分かっていることは彼らが昨年の"出れんの!?サマソニ"に選出されあの化け物ぞろいのSONICMANIA2017にオープニングアクトとして出場を果たしたということ。

ちなみに昨年のSONICMANIAはこんなラインナップね。

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ひょえーって感じ。

10年くらい前のフェスって言われても信じちゃうくらいの新しさがないメンツではあるんだけどこれが2017年に見れた!と考えればめちゃくちゃ豪華なメンツ。そのオープニングアクトだから生半可なバンドは選出されないですよね。

ということでライブ映像をどうぞ。

なんかYouTubeに彼らが特集されてる番組がありました。先越されましたね。

このバンドに関しては個人的に面白いエピソードを持っていて、少し長いので省略しますが、要はMKHを初めて観に行った時に目の前で酒片手に変な盛り上がり方してるオッさんがいてそのオッさんをよく見てみたらそれが紛れもなく向井秀徳だった、という音楽好きに鉄板でウケるオチなんですが、その向井秀徳ですらもライブの後フロアに戻って来た彼らに"君たちめちゃくちゃカッコいいね"と声をかけていたほどで、最終的にはMKHの物販スペースで酒を飲みながら他のライブを見ていました。

と、言うことで余計な話が長くなったのでMKHはここらへんで。音楽的な話を一切していませんがまぁ簡単に言えばフランツとかキラーズとかが好きな人は必聴って感じです。とりあえずこのバンドは確実にあと1.2年で爆ハネします。爆ハネです。シーンを変える予感がしますね。

 

そして最後のバンド

No Buses

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ArcticMonkeysの1stEP"Who the fuck are Arctic Monkeys?"の収録曲から名前をとった大学生バンド、NoBuses。まずはMVを。

このMV、彼らの知名度とは反してなぜか海外で結構バズってるんですよね。コメント欄も英語ばっかりだし実際のアクセスも海外からが多いそう。

何故?と思うでしょう。

というのがですね、ネットの発達を感じざるおえないのですがどうやら先月ニューアルバムを出したArcticMonkeysの関連動画としてYouTubeがこの楽曲を自動で紐付けした、という理由らしいんです。すげぇ話だなと。夢あるなと。

たしかに彼らの楽曲はバンド名を曲から引用するぐらいなのでアクモンに色濃く影響を受けた仕上がりで、そりゃアクモンのファンにも響くわけですが、その点で恥ずかしかったのがコメント欄の日本人。日本のユーザーだけが彼らをパクリと揶揄していたんですね。

なにを無名なインディーズバンドのことをパクリと非難したところで意味があるのか。お前は奥田民生もパクリだってのかボケカス、と。

そもそもですね、アクモンには日本の恥とも言える超丸パクリバンドTheMirrazが君臨しているんです。であるからしてNoBusesは安心して自分たちの曲作りをしてほしい。

というよりなにより似てないでしょ別に。そりゃ香りこそするけどアクモン好き、ストロークス好き、ガレージ好きのツボを押さえてしっかり自分たちのものに昇華できてると思うんですよね。だからめちゃくちゃ好きです。

つーことで下北沢インディー若頭筆頭NoBuses、以降お見知り置きを。

 

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えー、なんか知らんけどここまでで3000字くらいになってしまいましたこのブログ、いかがだったでしょうか?

まぁとりあえず長かったですよね、しかもあんまり的を得てない&結局どんなんかわからないという最悪な内容でしたが少しは楽しんでもらえたと思います。

今更ですけどあんまりわかんないんですよ、音楽のこと笑

なので次回はお笑い芸人とかでもやってみたいと思います。これに関してはけっこう自信がありますのでしっかりしたものがかけると思います。是非お楽しみに。 

では、SeeyouNexttime!(小林克也ボイスで)