2016年の個人的ベストトラック
みなさんあけましておめでとうございます。
投稿を忘れていて年を越してしまいました。
まぁそんなことはこの際気にせずに。
前回投稿した2016年の個人的ベストアルバム5選に続き、
今回は2016年によく聴いた曲たち、いわば2016年の個人的ベストトラックをあげていきたいと思います。
ではまず1曲目。
・majority blues/チャットモンチー
1発目から大本命のこの曲。もともとなんかの専門学校のCM曲でサビだけは結構認知度は高いと思う。まぁそんなことはどうでもよくていはやはこれは超名曲。この曲はイントロとアウトロにすべてが詰まってる。タイミングがタイミングだったら号泣すると思う(オトナ帝国見たあととか)
2曲目。
ラップが流行った今年。安易にその要素を取り入れられないタイミングでリリースされたこの曲ですがそんな不安もなんのその。実験的な音楽はもともとくるりの得意分野。
本職ほど高度な韻こそ踏んでないけれど歌詞は岸田繁の世界観そのもの。深いこと言ってそうだけど正直考えるのが面倒なくらいしっちゃかめっちゃか。けどわけが分からないわけでもない。不思議な感覚。とりあえず何回も聴きました。
3曲目はこれ。
・CALL/スカート
この曲を初めて聴いた時、イントロで本当に鳥肌がたった。そのフレーズが曲を通して軸になっていて、そこにスピッツばりの心地いいメロディがのっかってる。
百合っぽいMVのストーリーもグッド。
スカートの曲は脱力感が非常にいい。
けどそれがライブになるとボーカルが巨漢であるがゆえに見た目的にもパフォーマンス的にも暑苦しくなるから惜しいところ。(それがまたいい、とはならない)
4曲目。
・二束三文/さよならポエジー
この曲は歌詞が好きで。共感しまくれるわけです。
でもそれなりの才能で 俺は俺を救ってやろう
このメインフレーズがすごくいい。それでいてタイトルが"二束三文"ってのがシビれるね。
それとボーカルの顔が四畳半の小津に非常に似ている。それもシビれる。
ハヌマーンとか好きな人にこのバンドはオススメ。(ハヌマーン好きじゃないせいでアルバム聴いてもピンとこなかったぼく)
こっからはアイドル。(筆圧強め)
・うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ/わーすた
そんなタイトルからも察しがつくように、ラプソディー的な構成となっているこの曲。
聴いてまず頭に浮かんだのはでんぱ組.incの"でんでんぱっしょん"。あれを聴いた時と同じ心のゾワゾワというかこのグループくるなみたいなそんな感じがした。
こんな曲出されちゃ他の地下アイドルなんて太刀打ちできないじゃんね。唯一無二だと思います。てかアイドルより中の人の方が人気になりそう。
・裸足でsummer/乃木坂46
個人的には今年の曲の中でベストofベストはこの曲。最高にいい。齋藤飛鳥ちゃんの初センター曲になるこちらは、夏ソングの位置付けなのに夏の終わりを思わせる切なさがたまらない。本人のイメージがそうさせた、センター曲のとても良い例だと思います。
・きっかけ/乃木坂46
さっきの裸足でsummerを除けば、最近の乃木坂の楽曲は屁づまらない合唱曲みたいなのが多い。たまにならいいんだけど年に何発も打たれちゃそりゃ飽きちゃう。
でもそのなかでも良い意味で一線を画すのがこの曲。
あのミスチルの桜井さんもライブでカバーしたとか。
無責任に背中を押しがちなアイドルソングですが、これは違う印象を持ちました。
交差点の途中で
不安になる
あの信号 いつまで
青い色なんだろう?
ふいに点滅し始め
急かすのかな
いつの間にか 少し
早歩きになってた
自分の意思
関係ないように
誰も彼もみんな
一斉に走り出す
何に追われ焦るのか?と笑う
客観的に見てる私が
嫌いだ
決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと
抵抗しながら
生きるとは選択肢
たった一つを
選ぶこと
・まっすぐ/私立恵比寿中学
さっきの"きっかけ"と同じ杉山勝彦が作曲を手がけるこの曲。この人は乃木坂に数々の名曲を提供していることでも有名。(制服のマネキンとか君の名は希望とか)
発表当時、エビ中のファンからも乃木坂みたいだとの声が多く上がってたようだけど、個人的には全体を通してFIELD OF VIEWというか織田哲郎感をとても強く感じました。だからめっちゃ好き。乃木坂じゃ出せない力強さはやっぱりエビ中ならでは。そこら辺もわかってらっしゃる。
ちなみにエビ中にデビューシングルの"仮契約のシンデレラ"を提供したのも杉山勝彦。振り幅がすごい。中島美嘉の"一番綺麗な私を"を作ったのも彼。作詞作曲。天才かよ。
・世界には愛しかない/欅坂46
・2人セゾン/欅坂46
さっきも言ったように最近の乃木坂は屁づまらない曲が多い。そんな時に穴を埋めてくれたのがこの欅坂46。今年リリースされた3枚のシングルはどれも手の込んだ名曲。
1stのサイレントマジョリティはレベルの高い楽曲で欅坂のコンセプトを大きく示したと同時にいまの社会性が相まって大ヒット。
2ndはポエトリーリーディングという新しい挑戦と1stから一貫した世界観に愛というテーマをプラスして、また強く欅坂のコンセプトを印象付けた。
そして一番好きな3rd。一見王道ラブソングかと思われがちですが、これは活動スタートから1年がたった彼女たちの内面の変化を抽象的な歌詞に落とし込むことで、ラブソングという側面と欅坂46のこれまでとこれからという複数の側面を孕んだ深みのある曲になっていると感じました。すご〜く良い。
なんか我ながら気持ち悪いな。
ファンとしては、センター平手ちゃんの進化がとてつもなく早い。加入当初はアグモンだったのに今やウォーグレイモンぐらいになってる。(デジモンよく知らない)
とりあえず僕の推しは小池美波ちゃんです。
いかがだったでしょうか。
また長々と2016年を振り返りましたがこれで最後です。
疲れたけど楽しかった。
来年もやります。
ではお付き合いありがとうございました。